耳にすることも多くなってきた「女性用風俗」。
利用する女性がいるということは、これを仕事にする男性もいるということ。
世に多くある仕事の中からなぜこの「女性用風俗キャスト」の仕事を選ぶに至ったのでしょうか。そこには女性が満たされない気持ちや体や心の思いや背景があるように、
男性にも思いがあり、背景があります。
「女性用風俗はどんな仕事なのか」現役男性セラピストにインタビューし、現在の女性用風俗の仕事に対するモチベーションの元やリアルな裏事情などを赤裸々に語っていただきました。この記事を読んで、少しでも女性用風俗に対する偏見のハードルが下がり、女性用風俗の仕事をやってみようと思うきっかけになると嬉しいです。
女性用風俗の仕事を始めるきっかけは人それぞれ。インタビューによりそれぞれ風俗の仕事をはじめたきっかけをレポしてみます。
はじめたきっかけ
この仕事につく前はホストクラブに勤めていました。ですが元々お酒を飲むのが苦手なためどうしても仕事に身が入らない自分が嫌でもがいていました…
そのためか成績もあまり良くなく、陰鬱な日々を過ごしていました。
その中でとあるOFFの日に飲みに行った(お茶ですがw)歌舞伎町のとあるBarの店長から
女性用風俗を紹介してもらいました。(これだけでどのお店かバレちゃうかもしれません)
なぜ続けているのか
始めてみるとお客様は皆さん体の欲求不満だけではなく、周りにわかってもらえない様々な悩みを抱えていることに、驚きました。そして、前職よりもお客さまの気持ちと私の気落ちに共感を覚えたことに驚き、もっとお客さまの心を解きほぐしたいと次第に思うようになりました。
女性用風俗の仕事の好きなところ 喜びの交歓を得られるところ
女性用風俗の仕事はお客さまと待ち合わせをし、時間内を使い施術を行い癒すことがおおよその仕事の流れです。
前職の経験から私ははじめの第一印象をとても大切にしています。
初対面だからこそ真っ直ぐに目を見てお客様の話を聞くこと。仕事ということを抜きにしてお客さまへできるだけ関心を持つことを重視しています。
初めての女性用風俗のお客さまも多く緊張から頭が真っ白になっているような方もいらっしゃると思います。気持ちも昂っているお客さまおいらっしゃる中でも誠心誠意向き合うことを大切にしています。
すると次第にお客さまが心を解きほぐしてくださり、ほんの一瞬良い匂いがするんですね。
互いの気持ちの交歓がこの仕事の喜びです。
女性用風俗の仕事のツラいところ…
女性用風俗を利用されるお客さまの中には既婚の方や、彼氏がいらっしゃる方が多くいらっしゃいます。いささか逆説的ではありますが、私とは違いパートナーがいらっしゃる方や容姿が優れている方こそ、女性用風俗をよく利用されるという現状に
私は少なからず前職と同様の虚無さを感じたりもします。